ひとりオフィスはじめました

後悔なく生きることが目標です

カウントダウンと助走について


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本日は4月2日。平成30年度の初日。

私の会社は新卒の新入社員が入ってくるような規模の会社ではないので(規模の問題かどうかわからないが)、というかそもそもひとり拠点だし、会社の決算月は11月だしということで、新年度ピカピカ感はゼロなのだが、それでも町の中で新入社員らしきご一行様をあちこちで見かけて、おすそわけはもらえた感。

 

さっきテレビのニュースで言ってたけど、今年の大卒新入社員は1995年生まれ。阪神大震災の年に生まれ、中学入学時にリーマンショック、卒業時に東日本大震災があった年代なんだそうだ。

私は1996年に大学を卒業して社会に出たから、ほぼまるまる私の社会人生活と彼らの人生が同じ長さということですね。だって平成30年だもんね。すご。

 

そして同じくそのニュースで新入社員に送る言葉として、あせらずじっくり、地道につみあげていけばいい的なことを言っていた。

いや、違うと思うよ。私はあせったほうがいいと思う。というか大いにあせるべきと思う。私はね、私の意見ね。あしからず。

 

何かが始まった瞬間に、それが終わるときへのカウントダウンが始まっている。

それに、働き始めてから引退するまでって40年くらいあって、10代、20代の頃は40年てとてつもなく長いように思ってたけど、まったくそんなことない。だいたい、起承転結的にフェーズをわけるとたったの10年ずつしかないしね。

そして、仮に40年が長い年月だったとしても、自分が思うように活躍できるのはそのうちほんの一瞬だ。かしこい人は最初からそれを知ってるのだろうけど、私は最近になって、社会人生活も20年をすぎてようやくそのことに気づいた。気づいたら、60歳までとっくに20年をきっていた。

誰か22歳の私に教えてほしかった。カウントダウンが始まったよと教えてもらいたかった。もし私に子供がいたら教えてあげるのだけどいないので、甥っ子と姪っ子がそれぞれ大人になったら絶対教えてあげようと思っている。

 

なお、ある友人が言うには、私たちの年齢はすでに人生の次のフェーズへの助走が始まっているんだそうだ。
次のフェーズって、仕事での現役生活を終えたあとのフェーズね。
つまり老後。老後だよ、老後。カウントダウンどころの騒ぎではない。

その友人は私より6こくらい年上で今年50になるおっさんだから、私よりもっと助走のスピードはあがっているはずで、いろいろジタバタしているにちがいないんだけど、ジタバタ感を感じない白鳥的な助走の姿勢だ。それはそれで参考になる。見習いたい。
私は彼よりはもうちょっとはやく助走期間てことに気がついたから、というかせっかく教えてもらったから、しっかり助走しようと思っている。

カウントダウン期間であり、助走期間。

忙しい。

カウントダウンしてるうちに次のレースが近づいてきてもいる。両方こなさないといけない。なんて忙しいのだろう。

 

ところで、これも最近やっと気がついたのだけど、一日は人生の縮図というのは本当だ。

一日を大事に生きられないと、一週間を大事にできないし、一週間も一年も、5年も10年も同じだ。だから、毎日は無理でも一週間のうち4日くらいは(過半数くらいは)、今日はよくがんばって満足の一日だったと思って眠りにつきたい。

 

というわけで、一日一日を大事にするべく、また本日は新年度のはじめということで、一年の計は元旦にあり的に、素敵ランチをいたしました。というのが冒頭の写真でした。

食べ物大事。ランチ大切。おいしいものバンザイ。

明日もがんばろう、私。