ひとりオフィスはじめました

後悔なく生きることが目標です

ドトールのミラノサンドA

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今朝は目覚ましより早く、すっきりぱっちり目がさめるという珍しい朝。

書きながら気がついたけど、きのうは夕方おやつにクッキーを食べてしまってなんかお腹が空かず、週末に実家からもらってきた手作り心太(ところてんってこう書くですってよ、なんかいい字面だよね、心太)とお漬物、というカロリーほぼゼロみたいな晩御飯だったから、胃袋空っぽでスッキリ目がさめたのかも。これはいいかも。またやってみよう、今日はもうおなかいっぱい晩御飯食べてしまったけども。

それでちょっと早めに起きたので、いつもより若干の余裕ありの朝の時間。朝の時間の余裕ってすばらしいよね。たった10分とかでもすごい得した気になるのはなんでだろう。時間ってほんとに均等じゃないよね。不思議。
で、せっかくちょっと余裕あるし、最近ビタミン不足で爪に縦線はいってるし、健康診断結果にも野菜たくさん食べなさいって書いてあったしと思って、冷蔵庫の野菜室にあった菜の花を茹でてみるなどする。コーヒーもゆっくりいれてみたりなどして、ちょっと余裕のある朝ごはんにした。

今日は雨降りでやや気温が低いし肌寒。何着ようかしらいくら寒くたってもうダウンは着れないけどヒートテックだけは着たっていいよねとか思いながらも、さすがにもう3月も20日なので薄めの服装で傘をさして出勤し、いつものとおりひとりオフィスの小さい部屋で仕事をはじめる。

今日はなんか色々忙しく、お昼を食べる間もなく、飲み物を買いに席を立つ暇もなく、もくもくと仕事していて、やっと椅子から立ち上がれたのは夕方5時。さすがにおなかすいたなと思って外にでたけど、雨が降っていて私は傘をもっていない。走っていける向かいのドトールコーヒーで、サンドイッチを買うことにした。

社会人1〜2年目の頃、当時システムエンジニアだった私は、プロジェクトごとに仕事場が変わっていたんだけど、川崎の港のほうにある倉庫に数ヶ月間通っていたことがあって、倉庫へは駅から専用の送迎バスが交通手段だったので、毎朝バスが来るまでの間バス停前のドトールに寄って、毎日かかさずミラノサンドAとブレンドコーヒーを飲んでいた。あんまり毎日かかさずミラノサンドAを注文していたので、後半はドトールのおねえさんが「いつものやつですね」と、注文せずにミラノサンドAとブレンドコーヒーを出してくれた。朝はやくから夜遅くまで缶詰状態の仕事で、倉庫のまわりにはなんにもないから、出勤したら最後、夜、最終のバスに乗るまで仕事にどっぷり感がすごい。なので、朝のドトール時間は、これから始まる過酷な一日に向けてのささやかな癒やしの時間みたいな感じだった。もう20年以上前のことなのに、ドトールの席もバスからみた景色もよく覚えている。

いつも思うんだけど、匂いと味って記憶との連動がすごい。強烈な思い出と一緒に記憶している味とか匂いって、食べたり嗅いだりしたとたんにその記憶がよみがえる。
はたして、ミラノサンドAは、朝はやくから夜おそくまで馬車馬のように働いていたあの倉庫プロジェクトの日々を、一瞬にして昨日のことのように思い出させてくれました。過酷な仕事だったけど、決してつらい思い出ではない、今の私の基礎のひとつとなったあの日々。

そんなこんなでミラノサンドAの時間は終わって、今現在の仕事に戻る。今度一息ついたら、もう夜の20時。明日休みだしなーとか思いながらもうちょっと働いて帰宅したのは22時。いっぱいもらってきたのでまだある心太と、お腹空いたけど料理したりする気力もないときの強い味方のインスタントラーメンの晩御飯。
組み合わせおかしいけどまあいいか。明日休みだしね。

今日の私の一日。

何も特別なことがない一日。ミラノサンドの日。